初心者からちょっとピアノが弾ける人のためにわかりやすく解説している音楽辞典です

ピアノの楽典

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    基礎知識
    幹音と派生音 音名
    五線譜の読み方
    音符と休符 付点がつく音符と休符 3連符・5連符・6連符 五線・小節・音部記号 拍子・拍子記号 リズム・混合拍子(変拍子) 弱起(アウフタクト)・シンコペーション 変化記号(#♭)・本位記号・臨時記号 繰り返しの記号 奏法の記号・アクセント・ペダル 装飾音・装飾記号 メトロノーム・速度標語 曲の途中でテンポを変える 強弱記号・ピアノ・フォルテ
    音程
    半音と全音 音程・度数・オクターブ 3全音(トライトーン)
    音階(スケール)
    音階(スケール)・全音階・半音階 長音階(メジャースケール) 短音階(マイナースケール) スコットランド、ジプシー音階
    調(キー)
    調(キー)・調号 近親調(平行・同名・属・下属)異名同音調 転調・移調 階名 五度圏(Circle of 5th)
    和音・コード
    和音(コード)・コードネーム 3和音(トライアド) 転回形(Inversion) 分数コード ダイアトニック・スケール ディグリー 主要3和音(スリーコード)
    コード進行
    ドミナントモーション
    (Dominant Motion)
    終止形(カデンツ) ツーファイブ 代理コード
  • 音程 音程・度数・オクターブ

    音程とは?

    2つの音の高さの関係。または2つの音の間隔のことを「音程」といいます。
    音程は、「度数」と音程の性質(長、短、完全、増、減)で表します。

    度数の数え方

    音程は「度」で表わし、五線を順に数えます。

    弾いてみると同じ音でも、度数が同じとは限りません!
    以下の図の①と②は弾いてみると同じ音ですが、 度数で表わすと ①が「3度」、②が「4度」になります。


    ①「ド」「レ」「ミ#」=3、  ②「ド」「レ」「ミ」「ファ」=4

    音程の性質

    度数だけでは本当の間隔を表わしたことにはなりません。

    以下は両方とも3度ですが、間隔が違います。
    (左が「ド」「レ」「ミ」=3度、右が「ド」「レ」「ミ♭」=3度)


    音を鳴らしてみるとわかりますが、間隔が違うと響きが違います。

    この違いを区別するために「度」の前に、
    音程の性質を表す「長」「短」「完全」「増」「減」を付けます。

    「長」と「完全」は、幹音の音程を見てみるとわかりやすいです。
    「C」から上のその他の幹音(白鍵)までの音程は、「長」と「完全」で成り立っています。



    「長」と「完全」を基準に考えると、・・・ 「短」は「長」より半音狭い間隔です。



    「増」は「長」または「完全」より半音広い間隔、
    「減」は「短」または「完全」より半音狭い間隔です。

    また、「長」「短」で表す音程と、「完全」で表す音程は、以下のように分かれます。
    「長」「短」で表す音程2度、3度、6度、7度
    「完全」で表す音程 1度、4度、5度、8度

    よって、以下の音程は、左が「長3度」、右が「短3度」になります。

    半音と全音の音程

    半音は「短2度」、全音は「長2度」になります。

    「半音」「全音」についてはコチラ

    幹音の音程・オクターブ

    前述のとおり、「C」から上のその他の幹音(白鍵)までの音程は、「長」と「完全」のみです。



    ※ 同じ音から同じ音までの音程は「完全8度」で、「オクターブ」といいます。
      オクターブ の記号が五線の上に表記されてる場合はオクターブ上の音、
      下に表記されてるときはオクターブ下の音を意味します。

      「オクターブ記号」についてはコチラ

    オクターブを超える音程

    オクターブを超える音程は、度数は1つ目の音から2つ目の音までの度数、
    性質は以下のように1つ目の音のオクターブ上の音から2つ目の音までの音程で判断します。

    半音と全音 3全音(トライトーン)
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