ナッシュビル(は、アメリカ合衆国南部にあるテネシー州の州都となっている都市で、カントリーミュージックの聖地です。
この街の中心にある、
「カントリー・ミュージック殿堂博物館(Country Music Hall of Fame and Museum)」は、ピアノをイメージした博物館で、
ピアノの鍵盤をデザインした窓があり、
空中から見ると建物はヘ音記号の形になっています。
ラジオ番組が人気になった頃、各地でカントリーミュージックが流れるようになり、とりわけ人気があったのは
「ホンキー・トンク・スタイル」のカントリーミュージックだったとか。
「ホンキー・トンク・スタイル」とは道端にある小さな酒場(ホンキートンク)で、ガチャガチャと騒がしい店の中で演奏される音楽スタイルのこと。
ホンキートンクに置いてあるピアノは、メンテナンスが悪く調律が狂っていることがあり、
ホンキートンクでは、ピアノは、濁った音で鍵盤を叩くように弾かれていました。
このようなピアノはホンキートンクピアノと呼ばれ、
アメリカ南部の酒場の雰囲気のピアノ、でした。
カントリーミュージックは、ホンキートンク以外にも、ダンスと結びつきが強い音楽も生まれています。
「カントリー・ミュージック殿堂博物館」では、こういったカントリーの歴史が詰まっています。